叶わない夢ではあるが、もし叶うなら江戸時代に行ってみたい。
自然は豊富で日本の文化はしっかりと守られ、さらに武士の姿を見ることができるからだ。
参勤交代なんかも見ることができるかもしれない。
先日、ある本を読んでさらに江戸時代に興味を持った。
恩についてだ。
人から恩を受けたとき、それを知らないふりをすることを
恩知らずという。
人から恩を受けたとき、その恩に報い、恩を返すことを
恩返しという。
ここまでは今の日本も同じだ。
ただし、恩返しの場合、1対1という関係が成り立つ。
それをさらに広げるために恩を受けたら、違う人に対して、恩を送るという行為、
恩送りという風習があったそうだ。
これはよく考えるとすごいことだ。
全員がこれを行うとどんどん相手を思いやる気持ちが広がっていくからである。
そんなことを江戸時代では普通に行っていたそうで、いつから今の日本はそういう風習を失ってしまったのかと思うのである。
恩送り。
なかなかいい言葉ではないですか。
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