あー、久しぶりの投稿になってしまった。
日本に帰国してから、あっという間に2ヶ月が経った。いつものことながら、日本にいると時間が過ぎるのがやけに早い。まさに時間に追われているように感じる。
昨日、今度はタイに一時帰国した。朝、4時30分に起きて、予約してあったリムジンバスに乗り込み、いざ成田へ。そうそう、タイ航空は第一ターミナルの南ウィングに変更になったので、間違えずにそこで降りる。チェックイン、保険の手続きなどを済ませて、搭乗口へ。
何度これを繰り返したか忘れてしまったが、あまり海外へ行くという感覚をなくしてしまった。もちろんタイ以外への国に行くなら、ちょっとした旅行気分を味わうことができるかもしれない。よく人から聞かれることがあるが、『タイと日本だとどちらが落ち着きますか?』『どっちが帰るっていう感じですか?』などなどである。
これは聞かれてずいぶん考えたが、あんまり変わらない。
全員がそうではないと思うが、大阪生まれ、大阪育ちの私は大阪を出ているときは大げさに言えば、いつも海外で生活しているような感覚があるような気がする。だからあんまり変わらないということが答えかもしれない。60歳を過ぎてから、大阪に戻り、毎日お好み焼きを食べて過ごすことが夢だから、本当にどうかしている。でもなぜかそれまでは帰ってはいけないような気がするのである。
飛行機に乗り込み、窓から外を見ると海がきれいだ。
どこだろう?
あー、大島だ。
するとさっきのは三浦半島か。
意外にも小さく見えるんだなー。
あ、新島だ。
すごい。
むちゃくちゃきれいな潮が入っている。
わーお、須崎半島が見える。下田が見える。弓ヶ浜が見える。
もしかして、神子元島が見えるかも。
見えた。
レーシックで視力を回復しておいて良かった!!
おもいっきり小さな島が私の目に飛び込んできた。
さすがに神子元ハンマーズの船と船長の顔はみれなかったけどね。
前に座っていたミナというネパール人のおばさんがやっぱり外を見ていて、『あれ、富士山?』って聞いてきた。どうも日本にいるときに旦那さんと富士山に行ったらしい。そうだよ、雲がてっぺんにかかっているけど、間違いなく富士山だよ。そんな話をしているとネパールでホテルをやっているから、ネパールに来たときは来いって言われた。気のいいおばさんなのである。バンコクに数日、宿泊するというので、おもいっきりマイナーでおしゃれなホテルを教えてあげた。
バンコクの新空港、スワンナプーム空港で乗換えなのだが、2007年4月1日より、なんとプーケットの国内線に乗り継ぐ前に、イミグレーションで入国の手続きができるようになった。これはタイにしてはなかなか気の利く話である。ようはプーケットの国内線が出るまでの間に時間があるので、バンコクで入国をしてしまおうということである。プーケットでは預けた荷物を受け取るだけで大丈夫。
国内線に乗り込んだら、話好きのオーストラリア人のおじさんがヨーロッパの国のことについて聞かせてくれた。キプロスに行ってみろ、フランスはいいぞ、日本人は家族のために働きすぎて、遊び方を忘れているなどなど。どうも人生をリラックスして生きないとだめだよって、教えたかったようだ。65歳になる人の話はいろいろとためになることも多かった。おかげであっという間にプーケットについた。
プーケット国際空港についた後、秘書のオイが私の車に乗って、迎えに来ているはずだ。いや、はずだった。これがなんともタイらしい。待っても待っても、来ない。だんだん、観光客が送迎車に乗り込んで人もまばらになってきた。ベンチに座っていたら、横にタイ人のおにいちゃんがいた。私の携帯電話は利用できないということを事前にオイから聞いていたので、その人に携帯電話を貸してくれとお願いする。タイでは簡単に笑顔でいいよって貸してくれる。本当にやさしい人だらけだ。電話が通じて、ようやくオイと会える。
オイは最近、購入した家と土地を見ろというのでそのまま新居までお邪魔した。わーお、でかいじゃないですか。『お金がない、お金がない。』彼女の口癖だが、あるでしょ。こんな家が建つんだからっていう感じでした。
ということで眠気に襲われ久々に寝たら、朝から周りがうるさくて起きてしまった。なんだ、6時か。
いつもと変わらないじゃないか。
ということで、またまた仕事です。
でも、空気がいいね。
プーケットは。
この感覚は日本にないんだよね。