して、結構、時が経ってしまった。
気づいたら、まったくブログをあげていない。
そういう自分は本当に飽き症だと思う。
まあ、名前が『あきら』だから『あきら』めが早いということかもしれない。
帰国していろいろな人に会った。
すぐにお会いしたのは、私のマジックの師匠、A氏。
お互いまったく違う世界に住んでいるので、たまに会ってお話しするととても新鮮だった。
次に・・・。
0.04乱視付の視力を完全復活させるために、いざレーシックの手術へ。
結果、完勝!!
いまや両目を足すと4.0もある。
というか、こういうものは足しても仕方がないので、片目2.0×2眼といっておこう。
見えすぎるのである。
一言で言えば、『見えないコンタクトをつけている』ような裸の王様的感覚に陥ってしまう。いまだにメガネをはずしそうな仕草をしてしまう自分がいることに鼻で笑ってしまうわけである。
手術は怖いか?
術後、そういう質問をよくされる。
正直、する前はまったく怖くなかった。
でも、手術中は肩に力が入り、それはまるで体験ダイバーのようになっていたことは白状しよう。
そう、実は怖い手術なのであった。
私の受けた方法は眼球の上部を機械で薄くスライスし、そのスライスした部分(フラップという)をはがし、中をレーザービームで焼くというもの。レーザーが発射される寸前、担当者がなにやら大きな声で数字を読み上げる。
気持ちは宇宙戦艦大和がハドウホウを打つ、それに似ている。
ビーーーーと音が鳴ったかどうか、記憶は定かではないが、およそ片眼だけでも30秒くらい焼かれるわけである。そして、焼け焦げるにおいがする。直後、フラップを元に張り戻し、片眼完成。両眼でおよそ10分くらいだったのではないだろうか。
まあ、そういう手術を行い、いまやメガネが不要になったので、和さん(パートナー)にメガネをあげたのである。
そして伊豆半島の南にある下田に戻ったわけだが、私の住む村は下田の中でも山奥にある蓮台寺のさらに奥に位置する大沢というエリア。
この近くに組合員のみが入れる温泉がある。
以前から気になっていたのだが、思い切ってこの組合員になれないか、聞いてみた。順番でまわってくる風呂掃除をすれば入れるということ。そして今日、その掃除のやり方を教えてくれるTさんと一緒に午後10時過ぎに風呂に行った。
Tさんは懇切丁寧に風呂の掃除方法を伝授してくれた。
『どうだい、簡単だろう、組合員になってみるかい?いやー、絶対温泉はいいよ。』ってな感じで組合員になることを勧めてくれた。
よくよく話を聞いてみるとなんと下田にあるホテルなどが利用している温泉の源泉ということで下田の温泉はこの組合員の温泉風呂が源泉だったのである。なんとも灯台元暗しである。
そこで以前から試してみたかったことができるかどうか、Tさんに聞いてみた。
『あのー、温泉に入っているときお盆にお酒のせて、いっぱいやるっていうのはやっぱりだめなんでしょうね。』
するとTさん、曰く。
『あー、そんなことすると一発で首だからね。』
ということであった。
当然と言えば当然である。
なかなかサルと一緒に日本酒を浮かべながら、温泉に入ることは無理そうなのである。
つづく・・・