タイは不思議である。
圧倒的な支持を得ていた政権はちょっと外交に行っている隙に軍により無血クーデターをやってのけられ、それでもって軍政の率いる政府は一年後には民主主義の選挙をといっているが、それも怪しいと個人的には感じている。
さて身近な問題として、ビザの問題がある。
つい数年前まで東京にあるタイの大使館では普通にビジネスビザを取得できた。しかし大使が変わった瞬間にドキュメントを揃えても全然支給してくれなくなった。
このときは日本とタイの間でFTA交渉をしていたので、まさかここまでそういうことが関連しているのかなとかんぐったりもしたが、ここ最近は東京でもビザが下りるらしい。でも大阪はだめだとか。
KLでも最近まではシングルのみの発行でプーケットに住む労働者たちは本当に嫌気がさしていた。
しかしである。
今日、戻ってきたスタッフがビジネスビザの一年間マルチプルを取得してきた。
厳しくなったり、やさしくなったり、まったくわからない。
一寸先は本当に闇なのである。
だから東南アジアは面白いと言ってしまえばそれまでなのだが、不思議な国としかいいようがない。
いつも感じることだが、必要なまでに提出を義務付けているあれだけの書類の山はいったいどこに保管しているのだろうか?
これまた不思議ちゃんなのである。
本当は焚き火でもしていたりしてね。