100年に一度の不況と言われているがちょっとどれくらいの不況なのかということを考えてみた。1929年に起こった大恐慌を前提にこの100年に一度という説が繰り広げられているが、グラフで見てみるとどうもこんな感じらしい。
NYダウの推移表
たしかに大恐慌の真っただ中で1930年~1935年の間、NYダウは限りなく落ち込みを見せている。この100年に一度という説が本当にこの当時の大恐慌と匹敵するものになるかどうかは後の人たちの解釈に任せたいと思うが、ここ数日、少し気になることが2点ほどあった。
ひとつは昔働いていた会社の株価の落ち込みだ。
ちょうど2000年に起こったITバブルの際の株価と比較するとこの有名な会社の株価はなんと100分の1になった。100分の1と言っても、ぴんと来ない方もいると思うが、100万円の価値のある株が1万円になったというとわかりやすいかもしれない。
一時はグループ売上で1兆円を超える業界の中でも大手であったはずのこの会社がほんの数年でここまで落ち込むということを予想した人はおそらく一握りの人たちしかいないのではないだろうか。
すでに退社して15年以上も経つわけだが、いまだ知人もいるので少しばかり気にかかる。
そしてもうひとつはものすごくローカルな話題であるが、先日プーケットタウンでも断トツの売り上げを誇ってきたいわゆるカフェと呼ばれるお店の1件が閉店した。臨時休業かどうかはいまだ定かではないが、確かにここ数年の落ち込みはそれはそれはひどいものだった。
これも10年前の飛びぬけて成長していたお店を知っている人たちにとっては、おそらく信じられない話かもしれない。
この二つの事象に少しばかり共通点がある。
ひとつはその会社、もしくはお店でも
長く働いていた有能な人間が見切りをつけて辞めていくという点である。
二つ目に、
その場の利益を追求しすぎ、市場、もしくはユーザーの気持ちを考えていなかったという点である。
特にカフェの場合、数年前に儲けたお金を利用して大規模に改装工事を行い、それは見た目豪華になった。しかし、ユーザーの求めている雰囲気やサービスとはゆるやかにかけ離れていったのではないだろうかと思う。
それに引き換え、いまだにローカルで一番つぶれそうだったところがいまだにつぶれず、サービスの内容も昔のままなのに、意外にもお客さんが多くて、いつも賑わっているわけである。たまたま経営者が何も考えず、そのままのスタイルで営業し続けてきたことが今になって功を奏しているという感じだ。
同じサービス業を行う上で、この点はとても興味深い。
経営者が求めているものがより顧客に受け入れられるものであれば、それはさらに良い方向に向かうのであろうが、それが受け入れられない場合は、いくらお金をかけたところで無駄金になるということは明らかである。
栄枯盛衰。
昔の人はよく言ったものだ。
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